永倉万里江 Jasminz Press<ジャスミンズプレス>
レトロモダンな美人画を描くイラストレーター永倉万里江の近況など・・・
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ゴリラは訴える…現代物質文明の歪みを
嵯峨美DM

嵯峨芸術大学内 ギャラリー「アートスペース嵯峨」にて、「京都嵯峨芸術大学 選抜作品展」が開催されています。

2月に京都市美術館で行われた「第39回卒業・修了制作展の出品者より選抜された学生の作品約50 点が、それぞれ[美術・造形部門]と[デザイン部門]に分けて展示されます。

友人の野上ヒトミさんの作品もその中の一点に選ばれています。
彼女の専攻は版画。 教育後援会奨励賞を受賞した今回の作品はベニヤ板全形二枚分の大作 "for safe"

遠目には 檻の中から巨体を揺らしながらこちらをうかがうゴリラの姿

近づいてよく観察すると…カセットテープや分解した携帯電話、パソコンの部品など
それこそ様々な廃材を利用した転写版画で構成されていることに驚きます。

画面の上を覆う鉄格子に見立てた障子の枠組みが更に作品をユニークに演出しています。
この障子枠も敷居も学舎内に廃棄されていたものを彼女自身が拾って汚れを洗い落とし塗料を塗り重ね、苦心の末に再生させた代物だそうです。

現代の物質社会への作者のシニカルな視線をこのゴリラは代弁しているかのようで

ユーモラスな表情が逆に哀しさを誘うように感じるのは私の深読みかも知れませんが…
画面の右上に羽ばたく鳥のシルエットが表すものは希望でしょうか それとも絶望…?

彼女の作品を含めた美術・造形部門の展示は4月10日まで  4月12日~24日はデザイン部門展示となります。



野上ヒトミ作品
★ゴリラくんのインパクトはなかなかのものです★
何を使って細部まで構成されているのかは実物を見てのお楽しみ(笑)




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