永倉万里江 Jasminz Press<ジャスミンズプレス>
レトロモダンな美人画を描くイラストレーター永倉万里江の近況など・・・
いろはにほへと…
携帯撮影画像
<東寺~今日の風景~>

今日は二十一日 東寺の弘法さんに出かけてきました。
お彼岸の中日(春分の日)も重なりましたが、あいにくの空模様のせいか
いつもより出店の数も人出も少なかったようです
やはりこの時勢 被災地への支援を呼びかけ募金箱を抱えてそこかしこに
佇む僧侶やボランティアの姿が目立ちました
いつもの様に護摩木を求めに不動尊前のテントへ行くと、今日はそこで参拝者にプリントが配られていました。
”弘法大師さまのおことば”と題した”いろは歌”とその解釈文のコピーでした。
                
色は匂へど散りぬるを

我が世誰ぞ常ならむ

有為の奥山今日越えて

浅き夢見じ酔ひもせず


美しく咲く花もやがては散ってしまうように

この世の形あるものは全て移り変わります。

有為転変(ういてんぺん)の人生の奥山を今日

こそ越えて、はかない夢を見ることも酔うこと

もありません。即ち、「生まれたとか死んだ
               
とか、損したとか得したとか」、生滅の法則に

とらわれる心を滅すれば、全てをありのままに

受け入れられる安らかな心が開かれてくるのです。


実は 私自身昨年愛する肉親を亡くしたばかりで、その悲しみがなかなか癒えない日々を過ごしています。
そんな心境のせいか、これを読んだ途端 思わず涙がこぼれそうになりました。

いろはにほへと・・・この慣れ親しんだ四十七文字にはこんな深い仏教理念が込められているのですね
今日この一枚の紙を渡されたことには何か不思議なものを感じずにはいられないのでした。

花暦Ⅱ
< 花 暦 >


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