永倉万里江 Jasminz Press<ジャスミンズプレス>
レトロモダンな美人画を描くイラストレーター永倉万里江の近況など・・・
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憂いの美と宇野亜喜良氏
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<夏の終わりに・・・>


私がこの世界に入るきっかけっとなった”詩とメルヘン”
イラストコンクール。
選考委員はやなせたかし先生、宇野亜喜良先生、牧野鈴子先生の
三名の方々でした。

授賞式の折に”君の絵をチョイスしたのは宇野君なんだよ”と
少し意外そうにやなせ先生がおっしゃたことを覚えています。

私としては入選できただけでも嬉しい上に、宇野亜喜良先生の
目に止めて頂けたのかと思うとそれだけで夢の様でした。

宇野亜喜良先生といえばエディトリアルの世界でも
グラフィックの世界でも超一流の作家です。

氏の描く人物には深い陰影が感じられ、
特に大人の女性の物憂げな哀しみの漂う表情は本当に魅力的です。
やなせ先生が”彼は超いい人なのに作品にはデモーニッシュな
魅力があるのは不思議だね”とコメントされていたことが
興味深く記憶に残っています。

以前に広告のイラストをプレゼンした時に”表情がおとなしすぎる。
むしろ少し暗い・・口を開けて笑った絵を描いて頂けませんか?”と
要求されて結局うまく描けなかったことがありました。

基本的に私の絵は情緒的な作風なので、大口を開けて笑う女性なんてあり得ない!
と不愉快に思いつつやっぱりつクライアントの要求に応えらない私は
本当のプロとは言えないのでしょうね。
いつまでも貧乏画家なのはそのせい?(笑)

どうしても私的には太陽の似合う開放的なものよりも、
月の光の神秘性に魅力を感じる性分なのですから・・・

その時にふと頭をよぎったのは宇野先生の絵だった様に思います。

※当ブログの永倉万里江のイラストの著作権は全て作家永倉万里江にあります。
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