永倉万里江 Jasminz Press<ジャスミンズプレス>
レトロモダンな美人画を描くイラストレーター永倉万里江の近況など・・・
里芋の花?カラー 花言葉は”夢のように美しい”
ブーケブログ
”Bouquet”

カラーの花束を抱えたこの美女の絵は 私がまだ駆け出しだった頃

やっとひとつの壁を乗り越えた末に完成させた 記念すべき作品です。

ファッション誌のグラビアにインスピレーションを受けて黒のドレスを纏った

仏蘭西風の美女を描きたくなったのです。シンプルなデザインのドレスと

ポージングは発想段階から決まっていたので あとは組み合わせる花束を

選ぶだけ。当時たいへん流行していた花でもあったカラーは茎がすらりと

長く余計な葉がついていないことがまさにこの構図に打ってつけでした。

母がこの花を見ては ”さといもの花” と呼んでいたことを思い出します。

それは正しく 確かにサトイモ科の植物で 別名オランダカイウというのだとか。

名前の由来は、ギリシャ語で「美しい」という意味の「Calla」と修道女の

襟に似ているのでカラーの名前が付いたという説があるそうです。

花びらに見える漏斗状の部分は仏炎苞(ぶつえんほう)といって葉が変化

したもので 中心部にある黄色い棒状の一見雌しべのようなものが本当の

花だということ。植物の世界では結構ありがちなことですが意外なものです。

花言葉が素敵です。 ❁乙女の清らかさ ❁夢のように美しい

なるほど花嫁ブーケに多用されるのも 頷けるというものです。

画家とすれば単純で描き易い花であることが 嬉しいところといえるかも…(笑)


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