永倉万里江 Jasminz Press<ジャスミンズプレス>
レトロモダンな美人画を描くイラストレーター永倉万里江の近況など・・・
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くらわんか歴史街道と「塩熊」の謎
フクロウ君ブログⅡ
布ふくろうブローチ

友人とランチがてら 地元近場をぶらり散歩してきました。

京阪枚方公園駅から枚方市駅までの一駅間 線路沿いの整備された

道の両脇には 歴史街道の呼び名に相応しい棟の低い古い町家が並び

宿場町の風情を楽しみながらのんびり散策するには丁度良い距離です。

このエリアには案外 穴場的なカフェやビストロなども点在しています。

途中 ふと立ち寄ったくらわんかギャラリーでは 蕎麦猪口や飯茶碗といった

陶器類や布製品 雑貨等が販売されていて 友人は棕櫚細工のウサギとリスを

衝動買い(笑)私はひとつ百円と安価で可愛いので布製ふくろうブローチをゲット

道すがら”塩熊”という看板を度々目にするので ギャラリーで尋ねてみると

享保年間から続いている金物や様々なものを商う塩熊商店の屋号だそうで

このくらわんかギャラリーも店主小野氏の旧邸宅だったものを 現在一般に

公開しているのだということでした。帰宅して早速検索してみると 

塩熊商店のブログ しおくま日記の中でこの屋号の由来など 興味深い

エピソードが紹介されていました。 もともと、江戸時代は、塩を売っていた

「塩屋」だったそうです。代々の長男が 熊太郎 熊次郎 熊三郎という

「熊」がつく名前だったので 先代の熊、熊三郎(生きていれば100歳くらい)

が商品の「塩」と名前の「熊」を取って屋号を「塩熊商店」としたということです。

熊太郎 熊次郎 熊三郎 なんて昔話に登場するような名前で思わず

笑みが漏れそうですが 代々の家長につけられた立派なお名前なのです。

今月はクマの日のエピソードといい 気がついたら最後も”熊”に関わる記事に

なったことが不思議です。もしかしてクマに護られているのかも?(笑)


うさ&りすⅡ
友人が思わず衝動買いしてしまったウサギ&リス


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映画「リトル・ブッダ」と砂の曼荼羅
仏陀ブログ文字入



キアヌ・リーブス
が若き日の釈迦 美しきシッダールタ王子を演じて

話題となった’94年公開の映画「リトル・ブッダ」。 封切られたその当時

私は彼にぞっこんでしたので(笑)何度となく映画館へ通ったものです。

イタリアの名匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が あらゆる世代の

子供たちへの贈り物として仏陀の生涯輪廻転生をテーマに

遥かな過去の物語と現代を交錯させながら描き出したファンタジックな作品。


昨年母を亡くしたばかりの頃 毎日がただもう悲しくて虚しくて…そんな心を

もてあましていた時 どういう訳かこの映画をもう一度観てみたくなったのです。

古い作品なのでレンタル店にも在庫がなく取り寄せるまで暇がかかりましたが 

実に何年ぶりかで全編を通して観ることができました。 不思議だったのは 

作品の捉え方感じ方が明らかに以前と違ったことでした。生まれて初めて

肉親の死に立ち会ったことで 私の心に大きな変化が起きていたからなのか…
  
ただ輪廻転生の観念については やはり素直に受け止め難いものがありますが。


幸福に溢れた王城から初めて外に出たシッダールタ王子が 苦しみに満ちた

真実の世界を知り涙する姿が 尚更美しく愛おしく思えてなりませんでした。

苦行の果てに菩提樹の下で悟りを開く場面 自らと同じ姿をした自我と対峙する

象徴的な映像も素敵でした。そして もう一度観たいと思った理由の

一つでもあったタイトルロールの最後の最後に登場する場面。

ラマ僧たちが気の遠くなる様な作業で折角美しく描きあげた砂の曼荼羅

描いた自らの手で一瞬の内に崩してしまう印象的なラストシーン

そこには無常仏教思想が凝縮されているようで

私の心が探している 答えのひとつのように思えたからでした。 


砂の曼荼羅ブログ

完成と同時に””に帰される 砂の曼荼羅 
人の一生の様にも感じられて…



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"MOON"にまつわるエピソード
MOONブログⅡ
"MOON"


昨年5月 母校京都芸大創立130周年の記念事業として

京都市岡崎みやこめっせに於いて「京都芸大同窓会アートフェア」

が開催されました。美術学部同窓生が おのおの出品した作品を

一般の方々の入札によって販売し、収益を記念事業運営に活用する

という趣旨でしたので 私も卒業生として微力ながら参加させて

頂くことにしました。描き下し作品を用意できる状況ではなかったので

手持ちの作品の中からピックアップすることになりました。落札されれば 

手放すことになる訳で どの作品をチョイスするかかなり迷いましたが 

最終的に白羽の矢が立ったのは この”MOON"でした。


総数400点の作品が一堂に展示された会場に私自身も足を運んで

みましたが これだけの作品の中で果たして私の絵を所望して下さる

方がいるのだろうかと思うその反面、お役に立てないかもしれないけれど 

手元に戻ってきてくれた方が嬉しいような 何とも複雑な心境になりました。

結果的には この”MOON"は無事(?)落札されて 作家としては面目躍如と

なりましたが どなたの手に渡ったのか また落札値についても非公開という

きまりでしたので 今頃どこでどうしているのかと思うとやっぱり寂しいですね。

お解りと思いますが 四月に”夜桜がさわぐ”でご紹介したイラストの原型がこの絵。

水波めのうさんの詩”MOON"に添えたもので詩とメルヘンに掲載された作品です。

”ブルーな夜は マニキュアひとつ上手にできない…” 

こんなフレーズから始まる物憂いポエムに触発されて描きあげた

私としても 出来映えも良くムードも気に入っていた作品でした…(ああ溜息)


ポスター
アートフェア・ポスター


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秀逸なドラマ~火の魚~
金魚ブログ


前回 少し触れた 「火の魚」について 

2009年10月14日にNHK BShiで全国放送されたスペシャルドラマ。

室生犀星の原作をもとにNHK広島放送局が制作。広島県の瀬戸内・

大崎下島を舞台に、島に住む老作家と東京の出版社からやってきた

女性編集者との交流を描いた原田芳雄主演の人間ドラマ。

「命の輝き」をテーマにユーモラスでほろ苦い物語が展開する。

平成21年度(第64回)文化庁芸術祭・大賞(テレビ部門・ドラマの部)や

第36回放送文化基金賞優秀賞、第50回モンテカルロ・テレビ祭・

ゴールドニンフ賞(テレビ映画部門)などを受賞。


私がこのドラマと出会ったのは 昨年の再放送の折でした。

何気なく見始めたら 地味な作りなのに いつの間にかぐいぐい引き込まれて 

見終わったあと 久しぶりに爽やかな感動を覚えた作品だったのです。

次回NHK朝の連続ドラマ「カーネーション」の主役を射止めた女優 尾野真千子さん

を認識したのも この時でした。先頃 惜しくもこの世を去った名優 原田芳雄氏が

深い孤独を抱えた老作家の頑なさをペーソス溢れる演技で魅せてくれます。

この二人の演技力が 脚本の素晴らしさを更に際立たせていた様に思えます。


私的に もう一つ新鮮な衝撃だったのは 女性編集者の老作家に対する 確かな

敬語の美しさ! 昨今こんな折り目正しい綺麗な言葉遣いを耳にすることが滅多に

ないから…といったら ちょっと恥ずかしいというか 悲しいことかもしれませんね。

原作は 室生犀星の短編集「蜜のあわれ」に収められている五篇の内の

一篇ということなので 一度読んでみようかと思っています。



緋色ブログ小
❁ 緋 色 ❁


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岸和田と言えば だんじり祭りだけではなくて…
秋のベレーブログ



今年も 岸和田だんじり祭りの映像をテレビで見かける時期となりました。

地元出身ではないので 祭りに参加することはありませんでしたが

母校である高校が だんじり奉納される神社のすぐ隣の敷地に建って

いたこともあって つい当時を懐かしく思い出してしまうのです。

校舎のすぐ目の前には 岸和田城が聳え立つという素晴らしい立地環境で

全国広しと言えども こんな学校は多分他には見当たらないと思っています。

学生の頃には ごく当たり前の様に眺めていた景色でしたが 今思えば

本当に贅沢で素敵な環境の中での三年間だったものです。

特に桜の季節 校舎の窓からの眺めは格別だったと記憶しています。

そういえば 十月からのNHK朝の連続ドラマは 岸和田の生んだ世界的

ファッションデザイナー コシノ三姉妹の母親 小篠綾子さんの自伝と知って

とても楽しみです。ヒロインを演じる女優が尾野真千子さんということも 

期待しています。名優原田芳雄 と共演したドラマ「火の魚」

演じて見せた女性像がとても印象的で素晴らしかったのです。

今回の物語の中では 母と娘の親子愛が描かれるでしょうから 

私的には 涙腺 要注意かもしれませんけど(笑)

余談になりますが 長女のヒロコさんが同高校の先輩だった

というのは校内では有名な話で 美術の先生が彼女の在学中の作品を 

大切に保管していたことを思い出します。感覚的なラフな絵で その頃から

既に才能の片鱗を窺わせる出来だった様に思います。


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今宵は中秋の名月とか…
月夜Ⅱブログ


今年の中秋の名月は九月十二日ということで 月の出を楽しみに待って

いましたが 丁度その時刻 雲が邪魔をして綺麗な満月の姿を拝めませんでした。

中天にかかる頃には ようやく 完璧な姿を現わしてくれましたけれど…

太陽よりも やっぱりお月さまが好きです。満ち欠けを忌む方もおられますが

その移ろう様に風情を感じるのは 日本人気質ならではでしょうか…

呼び名も 望月 十六夜 立待ち月…と日を追う毎に変化してゆくのも

詩的で美しく素敵です。満月の深夜 地上に降り注ぐ月の光は蒼く神秘的で

ドビュッシーの名曲 ”月の光” さながらの情景に思わず溜息が漏れます。

月を見上げて願い事をするなら 望月の一日前 十四日目が良いのだとか。

最高潮の一歩手前に ということなのかもしれませんね。

それはそうと今年は月見だんごの代わりに 妹が可愛いうさぎのパッケージの

和菓子を買ってきました。箱の中にも うさぎの形をしたお饅頭が入っています。

白餡の上品なお味で 目も舌も楽しませて頂きました最後はやっぱり食い気(笑)




うさぎ饅頭burogu          うさぎ中身ブログ
<うさぎのパッケージ>                      <中身のお饅頭>

調べてみました! <菓匠 清閑院> 秋夜のうさぎ というお月見菓子だそうです 




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解禁! 梅酒ヌーボー❤
ほおづえブログ



我家の梅酒ヌーボー 本日遂に解禁致しました!

六月十日に仕込んでから 今日で丁度三ヶ月

待ち遠しいと思いながら それでも日にちの経つのは早いものですね。

さて 肝心の出来映えはというと…

梅のエキスが溶け出して 淡い琥珀色に変化しています。

解禁といっても 今日は初めての試飲といった程度なので

小さめのグラスに注ぎ 先ずはストレートでひとくち… 

まだ熟成が浅いせいか つん としたアルコールの刺激は強いのですが

梅のフレッシュな香りとフルーティな味わいは 新酒ならではの爽やかさ。

気になっていた甘さも丁度よくて なかなかの仕上がりに嬉しくなりました。

存命であれば 今日は父の八十四歳の誕生日だったので 

早速出来たてを供えることにしました。甘党だった父はお酒はたしなみ

ませんでしたが梅酒やポートワインなら喜んで口にしていました。

特に梅酒は 氷砂糖を幾分多めに自ら漬けていた程でした。

今年は甘さ控えめにしたので 果たして気に入ってくれたでしょうか…

ひとまずはこれで納得できたので あと三ヶ月寝かせて熟成を待つことにします。

その頃はもう師走… お楽しみの 梅の実もそれまでお預けです(笑)



梅酒①ブログ   梅酒ヌーボーブログ
漬けたばかりの状態         三ヶ月寝かせた状態


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”菊花の契り” と ”花伝ツァ” 
菊色紙ブログ




九月に入り 昼間の日差しはまだ強いとはいえ 朝夕はさすがに 

涼しくなって にわかに秋の気配を感じる今日この頃です。

菊に長寿を祈る 重陽(ちょうよう)の節句 九月九日

暦の上の行事は基本旧暦をもとにしているので 

季節感としてはまだ少し早い様ですね。

菊の花びらを盃に浮かべて菊観酒…なんて風流も 

もっと空気が澄んで秋も深まる頃の方が雰囲気がぴったりですもの。


上田秋成の「雨月物語」の中に”菊花の契り”という話があって

その方面に詳しい方なら もうよくお解りかと思いますが(笑)

義兄弟の固い契りを結んだ二人が再会を約束した日が九月九日

その約束をめぐって悲劇が展開してゆく 二人の侍の情と絆の物語


木原敏江さんの漫画「花伝ツァ」を読んだのは もう随分昔のことですが

この”菊花の契り”を下敷きにした物語でした。二人の若者の内一人が

美しい鬼という設定が斬新で 女性好みの耽美的な物語に描かれていました。

その中で藤原家隆の和歌が 効果的に使われていたことも印象的でした。


~露や花 花や露なる秋くれば 野原に咲きて 風に散るらむ~ 




乙女ブログ3
かなり昔の作品で浮世絵の大首絵を意識して連作した一枚

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気になっていた お人形は…
振袖お嬢さんブログ


・。・✿・✿・✿・。・

「ありふれた奇跡」のドラマの中で一つ気になっていたことがありました。

主人公の母親が劇中で創作するお人形のこと。ちらっとしか映らないのですが

抒情画の世界から抜け出てきたような レトロな容姿と雰囲気が素敵で 実際に

創っている作家さんは一体だれなんだろう と心の片隅にくすぶっていたのです。

レンタルしたDVDでエンドロールの名前を確認して やっとその疑問が解けました。

作者は小牧 多賀子さんという人形作家であることが判明したのです。

この頃は パソコンさえあれば何だって検索してつきとめることができるものだと

つくづく思います。便利な様な でもちょっと恐ろしくもあると思うのは私だけ?(笑)

それはさておき テレビではじっくり観れなかった 作品達を初めて拝見することが

できました。平面と立体 フィールドは違いますが どこか同じ匂いを感じてしまうのは

彼女の創る人形たちが美人画の世界を彷彿とさせるからでしょうか…

ジュサブローさんの人形の様な 妖気や毒気(そこが魅力的でもあるのですが)は

感じられませんが 上品で優しげな表情をしています。好みの分かれるところ

かもしれませんが 妙に生々しく危ないアート感覚の人形よりも 眺めているだけで

穏やかな安らぎを感じることができる作風だと思います。あのドラマがオンエアされた

当時 私と同じような興味を抱いた視聴者の間でかなり話題になっていた様です。

関連記事やブログにもアクセスしてみたのですが 残念なことに近況がわからなくて…

どちらにしても 気にかかる存在の作家さんなので 今後の動向を気にかけつつ

また どこかで繋がる時がくるまで 暫く待ってみることにしましょうか。 


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今ふたたびの  ありふれた奇跡
ふたりブログ用


二年前にオンエアされた連続ドラマ 「ありふれた奇跡」

全編をしっかり見ることができないまま ずっと心に引っ掛かっていたのですが

先日 全11話 DVDをレンタルして 一気に鑑賞しました。よかった…の一言!

近頃の性急なドラマとは一線を隔した ゆったりとした独特の空気感が実に心地良いのです。

傷を背負った孤独な人間たちの絶望から希望への心の旅路。

そんな彼らに注がれる優しい眼差しの物語。

山田太一氏による十二年ぶりの連続ドラマ脚本ということが当時話題になりました。

なるほど 人間関係の希薄なこの時代にあって人と人との繋がり そして家族の

在り方を考えさせられるドラマに仕上がっています。生きてゆくことにどうしようもなく

不器用な人間たちを こんなにも暖かな目線で描ける感性と手腕は やはり流石です。
 
役者陣の素晴らしさは言うに及ばずですが 特筆すべきは朴訥として不器用な

心優しい若者 翔太を演じた加瀬 亮!!彼が最高に素敵です!!思わず

抱きしめたくなるほど瑞々しくていじらしくて…演技とはいえ泣かされました。

エンヤが手掛けた同タイトルテーマ曲の美しい旋律がドラマ全編を彩り 

いつもながら透明感のある歌声がしみじみと心に染み入ります。

~自分たちが普段生活している中には、実は気付いていないだけで小さな奇跡

いくつもある、その奇跡に気づくことで希望が見出せるはず~山田太一

まだご覧になっていない方には 是非!!ドラマは既に終了していますが

番組サイトはまだ存在していますので 合わせて見ることをお勧めします!

特に山田太一氏の連載コラムは必読です!!

またしても 某テレビ局の回し者の様になってしまいましたね(笑)


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天の啓示
長夜ブログ
<長  夜>

。。❁  ❁。。

人の力でどうにもならないことが 特に芸術の上で多くあるようです。

考えの及ばないこと どうしても、そこへ想い到らないことが度々ありました。

そのようなときでも、諦め捨てずに一途にそれの打開策について

想を練り、工夫をこらしてゆけば、そこに天の啓示があるのです。

天の啓示は、いろいろの形で、いろいろの場所へ現れるものであります。

荒壁の乾き具合、撒き水の飛沫の形をみて、はたと気づいて、

「ああ、あの形をとったら…」と、そこから仕事がすらすらと運んだことも

幾度あるか知れません。要は不断の努力、精進をしておれば

機会を摑むことが出来るのではないでしょうか。

。。❁  ❁。。



私の尊敬する美人画の大家 上村松園のことばです。高校生の頃に買った

画集の中に載っていたもので わざわざその欄にマーカーを引いた跡が今でも

はっきり残っています。十代だった私が いたく感銘を受けたことが見てとれます。 

天の啓示…ひとつことに没頭すればこそ 与えられる神様からのヒント

そんな境地に至るほどの 気の遠くなる様な努力が あれ程の美しい作品を

生み出したのです。画上の美女たちの優雅な佇まいとは裏腹に作者の

苦心苦労たるや並大抵ではなかったでしょう…そんな芸術の世界の厳しさを

思うとき まだまだ修行が足りないと 恥じ入るばかりの私です。


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