永倉万里江 Jasminz Press<ジャスミンズプレス>
レトロモダンな美人画を描くイラストレーター永倉万里江の近況など・・・
堂本印象美術館
☆コスモスの窓 堂本印象ブログ用

和装美人から洋装美人へ
秋の京都にふさわしい展覧会が堂本印象美術館で開催されています
紅葉にはまだ早かったのですが、あまりの爽やかなお天気に
つい誘われて先日出かけてきました

立命館大学前でバスを降りるとすぐ目の前に個性的なレリーフ壁の白い洋館が…
近代日本画の大家、堂本印象自らデザインを手掛けて建てられた美術館
印象といえば伝統的日本画の画風から斬新な抽象画へ革新的な変貌を遂げて、
世間を驚かせたことでも有名です

おおらかな美しさが画面から溢れる"木華開耶媛このはなさくやひめ"はご存知の方も多く
大好きな作品ですし、金箔と墨彩が絶妙に絡み合う法然院襖絵"清風自来"の装飾性も素晴らしい
どの様にスタイルを変えようと根底に流れる美の精神は変わらないということです

さて 本題の美人画展ですが…
思っていたよりも点数は少なかったものの上村松園、鏑木清方、竹久夢二、中村大三郎、
伊東深水等、美人画ファンにはお馴染みの画家達の作品をゆっくり鑑賞することができました
その中でも私が心惹かれた作品は寺島紫明の"行く春"
シンプルな小品なのてすが女性の物憂げな表情がとても魅力的で、思わず見とれてしまいました

今回の企画展のテーマは大正、昭和の女性像
時代の変遷と共に美人の基準も変化してゆくものですが、現代の女性風俗と
比較しながら鑑賞してみるのも興味深いと思います
隣室のサロンからは東山三十六峰の素晴らしい眺めを楽しむことができるので、
鑑賞後に一息入れるのには最適です
また館内の至るところに印象芸術を窺わせる意匠が施されていて、
それも見所の一つと言えます

やっぱり理屈抜きに美しいものっていいですね
心がホッとほぐれます
このところ難解な現代アートの毒気?に当てられて混乱気味だったので
なおさらかもしれませんが…(笑)
前期後期で作品が総替えされるというので、当日券を購入した時に後期分の
招待券がオマケについてきてちょっと得した気分になりました(笑)

会期は11/29まで
11/3以降は後期展示となります
金閣寺や竜安寺にも近いので、秋の一日観光がてら立ち寄ってみては如何でしょう

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