永倉万里江 Jasminz Press<ジャスミンズプレス>
レトロモダンな美人画を描くイラストレーター永倉万里江の近況など・・・
アンパンマンミュージアム開館から・・・
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*詩とメルヘン絵本館収蔵作品*


前回にも記述しましたが、アンパンマンミュージアムが
高知県香北町にオープンしたのは’96年7月21日でした。

やなせ先生にとっては我が子同様のアンパンマンは本当に親孝行者ですよね。
先生の作品も業績もこの素敵な美術館とともにずっと後世に残ってゆくのですから・・・

そんな晴れ舞台の当日を是非一目見なくてはと、
母と私は初めての高知行きを決行したのでした。

飛行機嫌いの私は陸路JRを利用して一泊二日の日程で
なんとものんびり旅となりました。
それにしても車窓から眺める景色のなんてのどかで美しいこと・・・
それは現地香北町に降り立って更に強く感じることでした。

緑豊かな山間にポツンと建つアンパンマンミュージアムは印象的ですらあります。
開館式典には到着が遅くなって参列できなかったのですが、
やなせ先生にご挨拶することができました。
まさか当日に駆けつけるとは思ってもおられなかった様で
驚いておられましたが、とても喜んで下さったことを思い出します。

あれから早11年、聞くところによると昨年6月で既に総入館者数
200万人を突破したそうです。
交通の便は決して良いところではありませんが、
ミュージアムを取り囲む環境にも展示作品にも心癒され満足して、
皆さん帰ってゆかれるのでしょうね。

夏休みなどにお子さんと一緒に一度訪れてみるのも如何ですか?
おすすめです。

その折にはすぐ側に隣接する”詩とメルヘン絵本館”も是非覗いてみて下さい。
アンパンマンミュージアム開館から2年後にオープンした小規模ながら
充実した内容です。
”詩とメルヘン”ゆかりの作家たちの作品が収蔵されています。
かく言う私の作品もご覧いただけますので・・・ヨロシクです(笑)

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◆もし上記の内容が発覚した場合は、法的措置を講じます。

土佐の高知の男前?
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<爽風>


私の恩師やなせたかし先生の記念館であるアンパンマンミュージアムが、
郷里の高知県香北町にオープンしてから昨年の7月で十周年を迎えました。

その記念イベントとして開催されるアンパンマン「ア・ラ・カルト」展への
参加依頼を受けて制作したのが”爽風”です。

テーマは”アンパンマンと私”、

どの様なアプローチでもよいので何らかの形でアンパンマンを
表現して欲しいとのことでした。

まず始めに思ったのは、何か”ひねり”を加えた作品にしたいということ。
展示期間が7月から9月ということも考えて浴衣の男の子なんてどうだろう・・
柄行は”土佐の高知”に因んで紺地に波模様がいいかな・・・と
イメージは膨らみ、それにアンパンマンをどう絡ませるかということになりました。

ポップなデザインのアンパンマン柄の団扇を持たせてみることも
最初の案ではあったのですが、縁日っぽいセルロイドのお面で
アンパンマンを登場させることに決めました。

困った者の為に自分の身を投げ出す心優しく勇敢なアンパンマン・・・
見た目ばかりのカッコ良さだけでなく、内面にこんな精神を持つ
”本当の男前”がいたらいいな・・・という願望(?)で
描いた作品となりました。

後日ミュージアムのスタッフの方から、やなせ先生が来館された折に
展示作品をご覧になって「こんな手もあったか」と笑っておられましたよと
知らされ、”作戦成功”とこっそりほくそ笑む私なのでした(笑)

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最近のあれこれ・・・
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<秘密>


過去の話題が続いたので、話を近況のことに戻しましょうか・・・

相変わらず個展の案に行き詰まっているので息抜きがてら
”パイレーツオブカリビアン”完結編を観てきました。

今回は疲れた私の頭には難解というか、内容がてんこ盛りすぎて
未消化だった様に思えましたね・・・

破壊的な戦闘シーンの大音響に反って疲れてしまい、
大作よりもミニシアター系の作品が観たくなってしまって・・・
でもジャック船長は相変わらずチャーミングだったし、
ウィル・ターナーの哀しみを背負う表情に色気を感じて、
何だか長髪の男性が描きたくなりました(笑)
私はミーハーなもので・・・

それとは変わって”若沖”展にも行ってきました!一緒に行ったお友達が
事前にリサーチしてくれたので、凄い人気で当日券購入すら時間待ちと
いうことだったので開館時間よりかなり早めに現地に到着したのは正解でした。

ホント凄い人出でした。
比較的スムーズに入場したものの、第一展示室から人波が動かず、
たっぷり二時間かかりました。
それでも観る値打ちの内容に間違いはありませんでしたね。

とにかく思わず溜息の漏れるほどの”凄まじい”描写でした。
濃密な空間と色彩世界には本当に圧倒されてしまいました・・・
こういう体験は案外後から創作に影響反映されてくることが多いのですが、
果たして今回はどうなりますやら・・・

六月に入ったというのに、まだ明確な作品イメージが固まっていないのですが、
ただどちらかと言えば”濃厚”で”耽美”な内容にできればとぼんやり考えています。

さてこのところ勇ましい画が続いたので今回は美少女をご覧いただきましょうか・・・

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浜村淳さんとの出会い
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"龍神降誕”


”龍神降誕”開催期間中にTV取材が入りました。
浜村淳さんが案内役を務める”さて、皆さん”という関西ローカルの
番組で、”浪速のモンマルトル”というタイトルで放映されました。

私が展示させていただいたセンティニアルも含め、
ギャラリーの点在する界隈でしたのでなかなかのネーミングだったと思います。
取材風景を興味深く拝見することが出来ました。

念入りな打ち合わせで撮影スタッフの方たちが慌ただしく動き回っている姿が
印象的でした。放映される時間は短くても大変な労力なのですね。

私の会場風景もほんのチョッピリ映ったんですよ。
これが私のテレビデビューでした(笑)

それから思いがけないこととしては、浜村淳さんが私のことをご存知でいらして、
わざわざ記念撮影の場に呼んで下さったのです。
多分、以前に読売新聞に掲載された記事をご覧になったからだと思うのですが・・

お話をお聞きしている内に、浜村さんは”美人画””抒情画”の
大ファンだということ、竹久夢二、高畠華宵、蕗谷虹児、
中原淳一などの名前を次々あげてゆかれるのです。
「是非これからも美しい女性を描いていって下さい、楽しみにしていますから」
そう励まして頂き感激しました。

これがご縁で浜村淳さんとお知り合いとなり、翌年開催の、
”MARIEISM2002"の折りには、DJを務めるラジオ番組の中で
ご紹介して頂き嬉しい反響を得ることができました。
人との巡り会いは本当に”宝物”だと思います。

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